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神宮寺(じんぐうじ)は、大阪府八尾市の地名。〒581-0885、現住所表記では1丁目 - 5丁目および大字神宮寺。 旧南高安町地域としては唯一、旧高安郡以外(大県郡)から編入された地域である。 ==歴史== 令制国一覧 > 畿内 > 河内国 > 大県郡 > 神宮寺村 当地は古代に朝鮮半島から渡来したとされる染色技術者集団である赤染部の本拠地で、続日本紀に赤染氏が常世連姓を授けられたという記述がある。当地にある常世岐姫神社は常世氏が祖神を祀ったものとされる。 時代が下り、鎌倉期から室町期にかけて当地の豪族として神宮寺氏が楠木氏一族として資料に見える。『太平記』巻一六に延元元年の湊川の戦いで戦死した楠木氏一族6人の中に楠木正成公八臣の一人である神宮寺太郎兵衛正師の名がある。また、『和田文書』には神宮寺新判官正房の名が湊川合戦で奮戦した者として記されている。両名は同一人物とも兄弟か親子とも言われている。当地にある神宮寺小太郎塚は正師または正房の墓であるとの言い伝えがある。 正保郷帳の写しとされる河内国一国村高控帳では333石余。江戸時代以降、大坂常番支配をはじめ幾度か支配者が変わり、宝暦11年に狭山藩領となり幕末に至っている。明治以降の市町村制施行で南高安村の大字となる。昭和56年に町名地番改正されて丁目の割り振りがされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神宮寺 (八尾市の地名)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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